「ゼロから作るDeep Learning」の 503 Service Temporarily Unavailable の対処法
train_convnet.pyとかで ValueError: not enough values to unpack (expected 4, got 3) のエラーで動かんね
(x_train, t_train), (x_test, t_test) = load_mnist(flatten=False)
ダウンロードのところは以下の処理に変更したらなんとかなるっぽい
from keras.datasets import mnist
from keras.utils import np_utils
(x_train, t_train), (x_test, t_test) = mnist.load_data()
x_train = x_train.astype(np.float32)
x_train /= 255.0
x_test = x_test.astype(np.float32)
x_test /= 255.0
x_train = x_train.reshape(-1, 1, 28, 28)
x_test = x_test.reshape(-1, 1, 28, 28)
人に教えるついでにどうせならと動画撮ってYouTubeにあげた
教えるタイミングでこれからもボチボチあげていこうかなと
【電子工作 #0】基本のきほん ヘッダピン はんだ ブレッドボード センサ とか
youtu.be
【電子工作 #1】Tinkercad 3Dプリンタを使う準備
youtu.be
【Python #0】jupyter notebook pandas
youtu.be
【oF #0】環境構築 (Windows), openFrameworks,
youtu.be
【oF #1】examplesフォルダの確認, openFrameworks,
youtu.be
【oF #2】新しいアプリを作成 アドオンの追加, openFrameworks,
youtu.be
【oF #3】OpenPoseで出力されるJSON形式の骨格データを人物ごとに分割してCSVファイルで書き出す (54分), openFrameworks,
youtu.be
第5回ニコ技深圳観察会 3日目
8/14(0日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/23/223223 )
8/15(1日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/155303 )
8/16(2日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/235223 )
8/17(3日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/30/161918 )
2日目より
朝食はマックに行った.
セルフオーダー用ディスプレイが置いてあった.
セルフオーダー用ディスプレイ
でもセルフ片付け文化ない.
代わりに片付け専任おばちゃんがいた.
最終日はバスの移動ではなくて,華強北路(ファーチャンペー)駅に10:45集合.
そしてHAXへ.
HAX
HAXはハードウェア専門のアクセラレータで,ハードウェアのアイデアをもった人を世界から募集しています.
なぜハードウェアに絞ったかというと,創設者の1人であるBenjamin Joffe氏曰く「インターネットは文化の壁があるけど,ハードウェアは世界で流行る.」からとのこと.
ハードウェアはわかりやすく,だれでもすぐに扱える点が強み.
もちろん,ハードウェアスタートアップはつまずくポイントが多く,だれもやりたがらない分野だったからあえて狙った,という理由もある.
創設者の1人であるBenjamin Joffe氏によるプレゼン
HAXの詳細は,高須さんのレポートに詳しく書いてあるので興味ある人は以下を読んでいただけたら良いかなと!
中国・深圳を「ハードウエアスタートアップの聖地」に押し上げたHAXLR8Rのすごさ【連載:高須正和】 - エンジニアtype
「Xiaomization(シャオミ化)」に抗え~コピー製品天国の中国で始まったHAXのモノづくり革命【連載:高須正和】 - エンジニアtype
深圳のすごいところはHAXみたいなアクセラレータがあることも大きいと思う.
ここにすごい人が集まってくるから深圳熱い.
世界中から一発屋が集まってくる.
どんどん深圳に人が集まってくるから,深圳ブランドがある.
HAXのプロダクトは本当に面白いものばかりで,1つずつ紹介していきたいところなんですが,SlideShareに既に商品の名前がずらっとあがっているスライドがネットにあがっているので,興味ある人は商品の名前をもとに調べてみてください!
1億越えのプロジェクトを6つも抱えているところがホントすごい.
オーディオ関連やヘルスケア関連が多い印象だった.
中には,なんでこんな簡単なモノが?というプロダクトがある.
こんなのすぐパクられるじゃん.それこそこの深圳で.
これについては,クリエイティブブランドはそんな簡単に作れるものではない,との回答.
コピーは確かに簡単にできる.
だけど,しっかりとリサーチして積み上げたものはそうそうパクられない.
例えば,利用者に関する心理学やコミュニティの形成など,ノウハウが溜まっていく.
そういったところから,様々なサプライズが生まれていき,サービスがブラッシュアップされていく.
これらは,一朝一夕では生まれてこない.
HAXの強い部分がまさにここで,プロジェクトに参加中の方がHAXはブランディングが上手い,と褒めていた.
他には,サプライヤーとのコネクションを持っていることも大きな強みとのこと.
プレゼン後にHAXのオフィスを案内してもらったが,本当に世界中から人が集まっているんだなと感じた.
中には,HAXのプログラムに参加するために,3回応募した,という方もいたり.
自身も一度チャレンジしてみようかなと思った.
国家級科技企業孵化基地
HAXでたくさんの話をしていたので,少し時間をおしてしまい,昼食抜きでそのまま次の目的地へ.
14:00に,0日目に訪れた発明品が立ち並ぶところへ.
一通り見てから,更に上の階へ.
SEG Makerspaceにきました.
昨日訪れたメイカースペースのように,たくさんの機材が置かれていた.
さらにコワーキングスペースとしても利用されているようで,現在40社ほどのスタートアップが入っているらしい.
国からの支援が入っているらしく,無料でスペースを使えるだけでなく補助金ももらえたりと,ほんと羨ましい環境です.
こういうところに入ると,投資家と出会いやすいというメリットがある.
スタートアップが集まってるので,投資家から会いにやってくるのだ.
他にも,先ほどいた下の階に商品を展示することで,そこからビジネスチャンスが広がっていくといったこともある.
下の記事には深圳の市民のうち1割が起業しなzていると書かれているのだが,これだけ環境が整っているとそりゃ起業もしやすいわけだ.
深セン動向 | Shenzhen docs
中国がテクノロジーに惜しみなくガンガンお金入れてるのをこの3日間で痛感した.いいなぁ.
そしてこの魚型ロボットがやばかった.
youtu.be
動きがリアルすぎる.
地味に水槽避けてるし.
これもう,本体をゴムかなんかでコーティングしちゃえば本物と見分けつかなくなるんじゃないの.
なんだこれほんと.
これ1000匹くらい水槽に投じて,完全制御して光らそうよ.
光るダイバーと一緒に踊ってみたりとか.
絶対面白い.
リアルスイミー劇できる.やりたい.
もうこのロボット欲しいわホント.
華強北散策
16:00頃から,世界最大の電気街である華強北を散策.
とても一日じゃあ回り切れない広さ.
面白ガジェットがたくさんあってほんと面白い.
夢中で歩きまわってました.
お金も余ってたので,記念だ記念と思って突っ込みました(笑).
LEDだけのフロアが3階くらい連続であって規模感にわらった.
LEDテープをよく使ってるので,今度来るときはLEDの工場なんかにも寄れたらいいなーと思った.また来たい..
晩ご飯 牛魔王 火鍋
18:30から晩ご飯ということで,HAXの方が火鍋うまいと言っていたらしい牛魔王に来ました.初火鍋.
牛魔王
そういえば中国に来てびっくりしたことは,お店に行くと1人1人の食器がしっかりパックされていること.
食器が1人分ごとにパックされている
最初僕は,おーしっかりと消毒されてて安心.
なんだ中国しっかりしてるじゃんと思ってそのまま使ってた.
だけど,後々聞くと大きな間違いだった.
ただ,業者が食器を数えやすくするためにパックしてるだけで,別に消毒とかしてるわけではないらしい.
なので,みんな開封したら,置いてあるお茶で食器を洗うのが普通らしい.
熱いお茶で上から順に洗う.お茶はビニール袋と共に上のバケツ?に捨てる
ただこれは,香港あたりだけの文化らしい.
香港や深圳は,基本的に地元民がいない.
だから,みんなお互い信頼していないらしい.
だれも信頼していないから食器を自分で洗うのだ.
はい.では火鍋の食べ方に移ります.
まずはタレの錬成から始まるのだ.
高須さんが熱く説明している動画をあげてみた.
youtu.be
熱い.
で,あとは茹でて食べる.
春菊が異常にうまかった
この豚はテロだった.豚テロ.脂.
そして,ビール飲みすぎたあたりにこのりんごと酢を混ぜたジュースを飲む.
これがほんとうまい.日本で買えるのかな?梅ジュースに似た味.
天地臺号.これほんとうまくて欲しいんだけど.欲しい.
例の扇風機っぽいの買ってる人いた.どこあったんだそれめちゃほしい..
例の扇風機
あと,お店の衛生レベルを示すマークが張り出されてたんだけど,最低ラインでした.あぶねえええ.
火鍋で笑顔はたぶん無理だな.
笑顔を見てみたい
ここでもたくさんの話をした.
具体的な話を書くべきか悩むところで,結局僕にはなんの確証も取れないのでふわふわした話しかできませんが,狭い業界でもめてる場合じゃないでしょうと思った.
それこそエコシステムを考えて動きべきでしょ.
メイカーフェア界隈関連の人たちは,運命共同体みたいなもんでしょ.
隣が盛り上がれば,自分のところも盛り上がるし,その逆もあり得る.
独占とか,そういうことはエコシステムで考えると良くないよね.
高須さんが良い人か悪い人かとか,僕にはぜーんぜんわかりませんが,メイカー界隈の盛り上げに間違いなく大きく貢献している人なので,もっともっと高須さんも巻き込んで,みんなで一丸となってやっていってほしいなと思った.
DJ娯楽無限
22:00 せっかくの最後の夜なので,知る人ぞ知る,深圳のDJ娯楽無限に来た.
DJ娯楽無限
ここは,一言でいうとカオス!
まずダンスフロアがあるけど,机が並んでいる!!!!!
踊る場所なぞない
もうこの時点で納得がいかない.
音楽に浸りながら身体を揺らすのがCLUBじゃないの?
僕の定義が間違ってるのかな.
あとお酒の名前がなんか卑猥.
カクテルリスト.でも中国語でいうとこれが普通なのかもしんない.
DJが話しかけられると曲が止まっちゃう.一瞬事故かと思った.ん,事故だよね.真相はわかりません.
突然現れるシンガー.止まるDJ
気づくとフロアに降り立つシンガー.客はだれも見てない.みんな賭博に夢中.
一応ダンスパフォーマンスの動画あげたけど,特に推奨はしません.興味ある人向け.
深圳 DJ娯楽無限 ダンスパフォーマンス - YouTube
まあなんだかんだ1時間半ほど満喫しました.
前回高須さんが訪れた際には,ダンスフロアまで花道ができていて,ファミリー客とかいたらしい.
お父さんが子供を持ち上げて「ほら,あれがDJだよー」みたいに見せてたり.カオスだ.
今後もDJ娯楽無限の動向には目が離せない.
続報が非常に楽しみだ.
以上で第5回ニコ技深圳観察会は終了です!まとめに入ります.
まとめ
毎日毎日が内容が濃くってほんと面白かった.それに尽きる.
今回来てよかったなーと思うところは,まず人と繋がれたことですね!
深圳あんまり関係ないじゃんって思うかもしれないんですけど,結局は同じ方向に興味を持っている方々が集まっているわけで,話してみるとみなさんすげー面白いんすよ.
しかも,自分は知らないけど興味ある分野の知識をぶわーーーーーっとぶつけられるんで,テンションあがるあがる.
普段,研究関連の人たちと話す機会が多いので,また違ったニオイ?の人たちと話すのも楽しい.
そして自分の知識量の乏しさに泣けてくる.
もっと興味のアンテナを広げていかないとなと感じました.
あとは,深圳を近くに感じれたことは大きかったのかなと.
沖縄や北海道行くくらいのテンションで全然行けるし,これなら次は1人でもう一回来れるなと.
これからハードウェアを作る機会は腐るほどあるんだろうけど,ちょっと規模がでっかくなった時に,その製作方法の選択肢として1つ広がったのかなと.
教育格差も感じました.
中国は大金を教育に突っ込んでるし,変化が早い.
良いか悪いかわからんけどとりあえず試してみようよ,っていう雰囲気があった.
10~20年後にどうなるか,恐ろしくもある.
日本の良さはクリエイティビティと言われているらしいので,これからも僕は世界にないもの考えていきたいし,作っていきたいし,そういったことを自身でどんどんやっちゃうのを推奨する教育文化を作っていきたいなーと思う.
学生風情がなにを抜かしているのかと言われるかもしれないけど.
明治大の宮下先生や筑波大の落合先生のように,授業内容をがんがんネットに公開していくことは,もちろん反発はあるんだろうけど,自分もやっていきたいなと思う.
アカデミックをもっともっとオープンなものにして,学生のモチベーションが爆発するような文化ができれば,大学生活もより価値あるものに変わっていくんじゃないかな.
今回の深圳ツアーは,実はあれとあれとはほぼ協力関係,みたいなのがたくさんあった.
その中でも小さな摩擦みたいなのはたくさんあったんだけど,どれもものすごくしょうもないことに感じた.
これから自分の周りでもそんなしょうもないことがたくさんあるのかもしれないんだけど,そういったつまらない摩擦を積極的に潰せるような熱量をもった存在になれるよう,これからもどんどんやったるぞーと思いました!
高須さん!今回はこのような素晴らしいツアーを企画していただき本当にありがとうございました!
またなにか協力できることがありましたら言ってくださいー!!!
あと,もしこのツアーに興味がでた方は10月にも開催されるようなので,参加してみたらどうでしょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
第5回ニコ技深圳観察会 2日目
8/14(0日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/23/223223 )
8/15(1日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/155303 )
8/16(2日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/235223 )
8/17(3日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/30/161918 )
1日目より
8:30 シェラトンホテル出発
Shenzen Open Innovation Lab
10:00 Shenzen Open Innovation Labに到着.
Shenzen Open Innovation Lab
メイカーのための機器が揃ってる.
youtu.be
でかい木材なんかも切れる.
隣の部屋も広い.
なんとこれ全部無料で使えるのだ.(外国人の僕でも!)
こんなまともな機器を日本で使おうとしたら,平気で何万飛んでいくんじゃないだろうか.
ていうか日本で最安でしっかりとプロトタイピングするならどこがいいんだ.
こういったスペースのメリットは,人を繋げてくれること.
例えば,深圳のことなんて全然わからないけど,なにか具体的に作りたいものがある僕がここに訪れれば,関係ある人に繋げてくれるのだ.素晴らしい.
国がこういったところにしっかりと投資してる.羨ましい.
国は,なぜメイカーが必要なのか?といった部分を理解していて,教育から変えていこうという動きが実際にある.
モノを作って,実践的なモノづくりの経験を養っていく.
そういったことを通して,モノづくりに興味を持つ子が増えていく.素晴らしい.
学校にfablabもどきみたいなのを作る動きもあるらしい.
例えば,カリキュラムの図工の時間を増やすとか.
深圳だからこそ,工学に特化した教育を推し進めていく.
ここまでやられると,10~20年後のモノづくりは圧倒的に日本負けるんじゃないの,とか思っちゃう.
作りたいものがあった時に,簡単に作れる環境,知識を持ってる.いいなぁ.
indare
同じビル内にあったデザイン会社へ移動.
自分が抱く中国のイメージとは異なるおしゃれ感.
https://www.behance.net/inDareDesign
DARE TO DREAM
オフィスおしゃれ
Barある
スケッチ
メイカーが実際にプロダクトを作った時に,そのデザインのブラッシュアップを請け負っているようなところ.
デザインについて熱く語ってる他の参加者の方のブログ記事を貼っておきます.
Miyakojima Factory: 第5回 ニコ技術深セン観察会に参加して感じたこと
デザイナーが見た深圳 2016 – Medium
Maker Space
11:50 MakerSpaceに到着.
おしゃれな雰囲気の街の中にあった.
場所のチョイス良いですなぁ.
CHAIHUO MAKERSPACE
はんだスベース
深圳にはこういったメイカーのためのスペースが200くらいあるのだとか.ほんとに?笑
深圳は,こういったスペースを活用してモノづくりに没頭できる.
実際に,深圳を気に入った外国人の方が住み着いていた.
ちょっと記憶は怪しいが,16歳くらいでこちらにきて今4年目くらいになるような子がいた.
深圳の魅力がここにもある.
"Don't be bored, Make something."という言葉を頂いた.
お昼ごはん
12:30ごろにお昼ご飯.うまし.
突然強い雨が降ってきたので,しばしお店で待機することに.
深圳って緯度的にほぼベトナムあたりだから,突発的な強い雨が多かった.
深圳に行く際は,傘を持っていくことを強くオススメします.もしくは現地で買っておく.
Makeblock
中国政府ががつんとお金を入れてるハイテクパークに来ました.
15:15ごろにMakeblock到着.
ビル
Makeblockは電子工作が入ったレゴみたいな感じ?
ただ,マインドストームよりも,かなり高度なことができる.
以下の動画を見ていただければわかるかと.
とにかくなんでもMakeblockで作れる!
youtu.be
Makeblockで作成された作品達 その1
Makeblockで作成された作品達 その2
部品たくさん.かっけぇ.欲しい.
社内が思ってたよりかなり広い.まだ立ち上げて5年ほどなのに.
社員さんがなにか作ってる
作品を撮る場所とかある.これ必須だよね.
あ,高須さんの部屋
CEOのJasen Wangさん.まだ30前半.若い.
Makeblockの面白いところは,オープンR&Dみたいなところ.
社外の人とか呼んじゃって,みんなでMakeblock使ったモノづくりコンテストをしちゃう.
そこで面白いものがあればキット化して売っちゃうっていう(笑).
すげー面白いアイデアだったらキックスタータ―なんかにも出しちゃう.
一応,子供の教育用ってことで作ってるらしんだけど,よく売れるのはおっちゃんである「おまいら」らしい(笑).
それをどうにかしたいみたいで,子供が遊ぶためのロボットとかあったよ.
このテニスのボールだしマシーンはびびったw
youtu.be
JENESiS
16:50ごろに日本人の方が経営しているJENESiSに到着.
社長の藤岡さん直々のプレゼン!
JENESiSは電子機器の受託生産サービスを行っている(EMS.恥ずかしながらEMSって言葉を知らなんだ.).
他の中国にある工場がやりたがらないような検査,検品をしっかりとやり,高品質の製品を提供できるという実に日本らしい部分が強みらしい.
深圳では,とにかく安い部品をスピーディーに確保することはできるけど,当たり外れがでかい.
なので,しっかりと一つ一つの部品の動作をチェック.
そして特に他の企業と違う部分は,組立て後のチェックの後,実際に6時間程度製品を稼働させて,もう一度チェックを行うらしい.
こんな風にエイジング後にしっかりとしたチェックを行うため,高品質の製品を提供できるというわけだ.
しかもビックリすることに,無償修理を行っているのだとか.
普通の中国の企業は船に乗るまで保証ってのがほとんどらしい.
JNESiSでは,製品を送り返してもらって,ちゃんとハードかソフト化,部品必要か,ハンダで直せるのか,確認し,修理する.いや,まじ,すごい.
そして,工場見学.
見学スタイル
工場の中はめっちゃくちゃ綺麗でした.え,ここ深圳?って感じ.
youtu.be
湿度を保つために,加湿器がたくさんありました.
高さ制限とかしっかり書かれてて,日本っぽいなと.
ダンボールの紙粉が入ってこないようにダンボールは全部別の部屋に置かれていました.
中国のダンボールはがクオリティが低らしいです.
他にも,天井の素材からこだわっていたり,気圧や湿度も徹底的に管理されているらしいです.
そして,ここからの質疑が超絶面白かった.
- ハードウェアスタートアップ支援
スタートアップの支援もやっているらしんだけど,ホント儲からないし正直やりたくないらしい.
スタートアップだから,世の中にないものをもってくるし(スクラッチ開発),生産数も少ない.
スタートアップは発注から面倒だとか.
みんな秋月やデジキーなんかのリストを作って送ってくるらしい.
もうそんな状態から深圳で部品探してたら発注だけで半月かかっちゃうとのこと.
商品は,こっちで集めるから黙っててくれって場合が多々あるらしい.
ベンチャーから提出するのは最悪CADの3Dとかだけでもいいらしい.
設計や試作の会社は紹介できるとのこと.
自分たちのチョイスでモノを作れるほうがやりやすいとのこと.
で,どうしてそんな儲からないし面倒な仕事を続けているのか.
藤岡さんは黒子に徹する決断をしたからだ.
アイデアを持ってる人がどんどん外に出していってくれないと,うまいくものも出てこない.
投資と一緒で,タネをまいておいて,うまくいった中から,将来的に一緒にビジネスをやっていく仲になれればと考えているとのこと.
心を打ったのが,「我々の世代が次の製造業を引っ張っていきたい.」とのお言葉.
自分の手を動かして,モノを作ってる人達をバックアップしていきたい.そういった想いがあるらしいです.かっこいい.
他にも面白い話がたくさんでたんだけどブログにはちょっと書けない内容.残念.
- 深圳と日本のハードウェアスタートアップの違い
日本のスタートアップはクラウドファンディングにウケるために動画制作に力を入れてたり,デザインをすごく拘っていたり,サービスがきめ細かかったり.
もちろんそういったデザインは重要だとは思う.
ただ,雑草な感じがない.らしい.
たまに衝突して,時には厳しいことを告げることもあるみたいです.
深圳のスタートアップは突き抜けてて.業界をひっくり返してやろうっていう奴らが多い.
実際,3日目に訪れたHAXというアクセラレータが関わっているプロジェクトでは,キックスタータ-の億越えプロジェクトが6つもあった.
HAXでは,世界中から人が集まってきてるんだけど,日本からの参加は残念ながら1つだけとのこと.
身近にハードウェアスタートアップの方が何人かいらっしゃるので,日本のハードウェアスタートアップもどんどん盛り上がれば良いなと思う.難しいだろうけど.
- 深圳は世界一のサプライチェーン
ITデバイスに限ればまじでなんでもできる.
30分以内にすべてある.
製品作るときも,ほぼほぼモジュール化されてるので,人海戦術に頼らなくても製作できる.
- BtoB
BtoBに絞っているのは,為替の問題があるらしい.
為替が動いただけで大損したことがあるらしい.
というのも,BtoCだと製品の価格が決まっちゃってるので,為替が大きく変動しちゃっても,その値段で出さないといけなくなる.
だけど,法人相手だとそこら辺の融通がきく.
- 中国人の仕事について
ぶっちゃけ中国人は製造業向いてないとのこと.
ディティールが見えてないらしい.
もうなんていうか,ほんとに見えてないらしい.
説明しても,どれだけ訓練を積んでも,最後の5%の部分はどうしても変わらないらしい.
生活習慣が違う.
果物の食べかすは床に捨てるもの.それが普通なのだ.
こういったところからくる部分は変えることはできない.
職員は女性で,20代の若い方がほとんどだった.
なぜ男性がいないのか?
中国の男性は野心的な人が多いかららしい.
なので,団体行動が向いてないのだとか.
賄賂とかあったらしいんですが,そういったことも減ったらしいです.
若い職員は田舎から出稼ぎに深圳にやってくるようです.
なので,彼女たちの目的は家にお金を送ること.
お金を稼ぎたいので残業がないと不満が溜まるらしいです.なんと.
家賃は東京よりも高いので,会社の寮(ルームシェア)に入る.
そのため,家に帰ってもすることがないからとにかく働きたいらしい.
で,正月には必ず実家に帰るらしいんですが,その時にお見合い,結婚を決めてそのまま次の年には来なくなるっていう話は多々あるらしいです.
離職率は7割くらいらしいです.
そしてびっくりした話が,日本の派遣業よりも中国の方が賃金が高いとのこと.
中国人は日本人よりよく働くらしく,言い訳をしたりしないとか.
逆に日本人は「でも~」となにかと理由づけすることが多いらしい.
- 値段目安
晩ご飯
19:20 晩ご飯のためお店へ移動.
深圳名物らしい.鳩.臭みもなくうまかった.気づいたときには頭しか残ってなかった.
途中で警察が来て,大移動した.いい思い出w
youtu.be
晩ご飯でも藤岡さんの話は超絶面白かった.
- ホワイトカラーの社員さんがやめていった話
中国人の仕事選びは,やりがいとかより圧倒的にお金.
一時期,ホワイトカラーの職員がバタバタとやめていって頭をかかえた時期があったらしい.
原因は,単純に給料.
上海で出してる給料の半分しかだしてなかったことに,後々気づいたとのこと.
毎年給料はもちろんあげてたけど,日本の感覚と一緒で10%程度しかあげていなかった.
しかし,中国では物価が毎年10%以上あがっている.
これだととんとんというか,むしろ下がっている.
3年あれば給料が倍になるというのが,中国人の常識だったのだ.
- 日本人が嫌われる理由
日本人は理由もなく値切ってくるらしい.
これがめちゃくちゃ嫌われてるらしい.
本当にやめて,と藤岡社長.
私は一切値切りません,と藤岡社長.
あと,日本人のあの発注してやってる感をだす態度,あれはなんなんだ!と.
理由もなく値切るのは,ふっかけられてる気がするからなぁ.
何事も信頼関係か.
- 中国人には期日に間に合わせるっていう感覚が全然違う.ない?
最初の頃に苦労した話らしいのですが,来週明けに,絶対に納品しないといけないものがあったらしい.
で,いつものごとく工場に,絶対にいついつまでには完成するようお願いしますと頼んだ.
もちろん,むこうの返事はOKOK.
しかし,前の週の金曜日になってもできてない.
土日使ってなんとしてでも間に合わせてくれと頼み込む.
向こうの返事は大丈夫大丈夫とのこと.
しかし,土曜日に工場に行くと誰もいない.
焦ってその工場の寮に行って直接社員に頼み込む.
社員は,いや今から友達と予定あるから困ると.
で,仕方ないから近くのATMに走っていっておろせるだけのお金をおろし,現金手渡しで今からやってくれと頼み込んだらしい.
もちろん,向こうもそんな頼まれ方に対して良い気分なはずもなく,嫌そうな顔をするんだけど,その行動に仕方なく動いてくれてなんとか間に合ったらしい.
大変すぎる...
他にもたくさんのお話を聞けてスゲー面白かった.
というかほんと,たくさん苦労されたんだなーと.
重みを感じました.
ホテルまで遠かったので帰りはタクシーを使うことに.
タクシーが色によって行ける範囲が決まっていて途中で乗り継いだり.難しい.
帰りは,明治大の渡辺恵太先生と一緒になったので,Webmoのこととか,明治大の授業のこととか,自分の就活のこともあったんでアカデミックのこととかたくさん聞いた.勉強になりました!
3日目に続く.
第5回ニコ技深圳観察会 1日目
8/14(0日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/23/223223 )
8/15(1日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/155303 )
8/16(2日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/29/235223 )
8/17(3日目: http://percy.hatenablog.com/entry/2016/08/30/161918 )
0日目より
シェラトンホテル集合
シェラトンホテルを9時に出発.
バスで点呼始まる.ここで来てない人は後々自力で合流するシステム.すべては自己責任なのだ.
バスの中では高須さんによる,Seedstudioの簡単な紹介が始まる.
(メイカーズのエコシステムをまだ読んでないので至らない点あるかも.)
クリス・アンダーソンが定義する「メイカームーブメント(Maker Movement)」というのがあり,
メイカームーブメント(Maker Movement)とは、ウェブ世代が現実世界と交わるところがあり、世界中のガレージがオンライン化し、「仕事」と「デジタルツールの利用」を同時にすると起こるムーブメントで、デジタルファイルやCADや3Dプリンターなどを使う、デジタル製造の潮流を指すトレンドのことであり、「第三の産業革命」とも言われる。(Wikipediaより)
そのメイカームーブメントに参加する個人を「メイカー」と呼ぶそうだ.
実際,3Dプリンタの登場で簡単にモノをデザインすることができるようになったし,Arduinoなどのオープンソースハードウェアのおかげで,個人や小規模チームでも製品化ができるようになってきた.
で,いざ製品を作るとなると必ず基板が必要になるが,メイカーたちが発注する枚数なんてたかが知れてるので,普通の企業にとっては美味しくない話.普通は,たくさん作って安く売るのが基本で,たくさん作るためには大きな機械入れてたくさんの人数を雇ってる.大量の基板の発注を受けて,またそこで利益がでたらさらに規模を大きくして・・・と,どんどん受け入れる枚数が大きくなっていって,メイカー達のような小ロットの案件は普通相手にしない.儲からないから.
Seed Studioは,逆にその小ロット案件を専門にした基板屋という形をとった.
でっかい機械で大量に作るんじゃなくて,多品種にわたる部品を人の力を利用してさばいた.
小ロット案件を支えているのは,熟練工による手作業で,これがなかなかロボットにはできない.
多品種にわたる部品の区別は難しく,ロボットが発達しても,なかなか熟練の「目」はマネできない.
また,18歳で田舎から深圳に出てきた若者が25歳には立派な熟練工になる.
熟練工を若いうちから育てあげられるのも,深圳ならではの特徴だと思う.
個人が利用しやすいように,オンライン見積もり,PayPalを使ったオンライン決済を徹底している.
ちょっと面白いところが,Seed Studioはオープンソースのデータしか受けない.
もし,受け取ったデータが面白そうなデータであれば,Seed Studioからオファーが来るらしい.
これ作っちゃっていい?みたいな.
あとは,たくさん同じような発注がきたら,これ売れてるみたいだから作ろうってなって勝手に作って売ったり.
他にもSeed StudioのオンラインStoreに自分が作った製品を置いてもらうこともできるらしい.
8-pinoとかがそうで,オンラインStoreでの売り上げの何パーセントかがちゃりんちゃりんとSeed Studioに入っていく仕組み.
そうやって,Seed Studioは趣味とビジネスの垣根を低くしてる.
以下の記事に高須さんがSeedについて,さらに詳しく記事をまとめられている.
今、深圳のモノづくりがヤバい。中国の“Makerスター”、エリック・パンが生んだすごいエコシステム【連載:高須正和】 - エンジニアtype
Seed Studio
到着.自力で来るのはほぼ無理ゲー
受付
見学スタイルに着替える.
手作業
通電チェックやら,はんだ付けやら手作業でやってるところ.
youtu.be
奥の部屋では製品の検品をやっていた.なかなかの量.
youtu.be
プレゼンとたくさんの質疑応答.すげー面白かった.
初めて知ることが多すぎて,テンション上がりっぱなし.
工場を作るだけなら,別に深圳でなくてもぶっちゃけ同じことができる.
だけど,深圳に工場を作る.
なぜか?
深圳ブランドがあるから.
世界の中でもスピーディーにハードを作り上げる環境が整ってるから,世界中の人が集まってくる.
世界から注文がくる.
第二の深圳が例え日本にできても誰も集まってこない.
第一の,深圳だからこその価値がある.
とにかく良いものはなんでもパクる.
それが例え同じ深圳の会社だったとしても.
良いものはパクる.
だから,アイデアのシェアのスピードも早い.
これが良いのかどうか,正直僕にはわからない.
パクられることで,もしかするとその分野は全体として盛り上がるから,結果としてはいいのかもしんない.
でも,一番最初に思いついた人がリスペクトされないのは,なんだか残念だなぁ.
どういう結果にしろ,今後10~20年で深圳がどのように変化していくのか,目が離せない.
お昼ご飯は,普段工員さんが利用しているお店.
どん.このご飯に,炒め物をぶっかけた感じ.たまらん.これで300円ちょっとくらい.うまいわ.ほんとうまいわ.こんなの毎日食ってるの羨ましい.
プリント基板製造工場 景豊電子
次は,実際に基板が作られている工場へ移動.14:20着.
プリント基板製造工場.
プリント基板の製造工程がweb上に載ってた.
これ見てから見学したほうが,より面白いかも.
プリント基板製造工程|システムギアダイレクト
パターンを焼き付けてるところ?
ミリ精度のセッティングを求められるので,かなりむずかしい作業だとか.
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どんどん基板ができていく.
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通電チェック.エラー率にビビる.あと,手を挟まれないのか不安.
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修正しているところ.焼き切ってる?カッターで削ったり.
深圳 プリント基板製造工場 2016/08/15 02 - YouTube
シルク印刷かな?
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薬品洗い流してる.
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基板切り取ってる.かなり危険.
ただ,中国の人は進んでこういった仕事を引き受けるらしい.
給料が良いのと,こういう危なっかしいのが好きなんだとか.
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ドリルで穴をあけてる.
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NXRobo
16:00に南京大学産学連携基地に来ました.
ここで,ロボットベンチャーのNXRoboに訪問.
以下のような,家具みたいなホームロボット「Big-I」を製作している.
www.digitaltrends.com
Big-I
大学内にスタートアップのオフィスあるのいいなぁと.
ただ,話を聞いている感じでは,それほど学生とコミュニケーションをとっているわけではない?
CEOのLAMさんが大学で博士を取っているらしく,その関係でこのオフィスを借りているのだとか.
LAMさんはまだ30歳.
発案からたった1年で,このレベルのものを作り上げているのだからほんとすごい.すごすぎる..
外装のフレームは全部3Dプリンタで製作したとのこと.
反応にははっきりとした遅延を感じるし,家電との連携には課題がたくさんあるだろうし,実用的かどうかと考えると,正直まだまだかもしれない.
ただ,世界にいる物好き1000人くらいには売れるんじゃないかと感じる完成度.
これから得られる資金や実績をもとに,もっともっとクオリティの高いものを世に出していって欲しい.楽しみ.
集合写真
川奈 江浙菜
19:00より,晩ご飯.
川奈 江浙菜
中国のご飯にハズレ無し.
ほんとおいしい.
エビが転がっとるw
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今回,Fablabの方と隣になり,fab academyなるものを教えてもらった.
Fab Academy
HowToMakeAlmostAnything2010
【from Kamakura】 YumiちゃんのFab Academy 2015 体験記 | FabLab Japan Network
授業料年間50万円(半年だったかな?)で,Fabに関する授業をオンラインで受けられるのだとか.
授業は週1.
卒業する頃には,大抵のものを作り上げられる力がつくとか.
九州大学では,この授業を受けることをすすめているらしい.
ものすごく興味がわいたけども,授業料がきつすぎるので断念.補助とかないのかな.
今回は,FAB12 Conferenceというものがツアー前日までにあったらしく,それ関係の参加者が多かった.
Fablabのコミュニティがこれほど大きくなっているとは知らず驚いた.
そういえば,地下鉄で驚いたのが,電車の窓の外側に見える広告が動画になっててビビる.
めっちゃ横に長いディスプレイの映像が,電車の速度に合わせて変化してる感じ.
フツーに動画としてみれる.
2日目に続く.
第5回ニコ技深圳観察会 0日目
8/14-17の4日間,中国の深圳にて,チームラボの高須さん主催のニコ技シンセン深圳観察会に参加してきた.ニコ技深圳観察会とは,「現地集合解散、参加者がみんなネットに感想を公開することを前提にしている形の大人の社会科見学。」である.
深圳については以下にかっこよくまとめられている.
深圳という「シリコンヴァレー」、そのドキュメント|WIRED.jp
参加のきっかけ
参加に至った一番直接的なきっかけは,僕が一方的にフォローしている湯村さんのあるツイートを見かけたこと.
高須「深セン観察会 来月もやります」 https://t.co/zwXbwW7CHW #ITざっくばらん会
— 湯村 翼 (@yumu19) July 15, 2016
たまたま上のツイートを見て,日程いつなんだろと調べてみたら大学の入構禁止期間ともろに被っていた.
丁度いいなと思って,高須さんにメッセージ送り,参加に至った次第である.
深圳に興味をもった理由はいくつかあり,
その大きな理由の一つが,ある研究予算でメンターを担当していただいたロフトワークの林千晶さんに「この予算使って深圳行ってみなよー」といったようなお言葉をいただいたことだ.
その時は,なんで深圳??って思ったが,「今のままではいつまで経っても趣味の延長線上みたいなモノにしかならない.ものすごいスピードで製品レベルのモノを生み出してる深圳を生の目で見るのは,後々良い経験になると思うよ」みたいなことを熱心にアドバイスされて,なんだそんな面白い所があるのかそれは行かなきゃ,と決意した記憶がある.
ただその後忙しがったり予算が足りなかったりで有耶無耶になって,結局深圳には行かずにプロジェクトは終了.
いつか深圳に行かないとなーという思いだけが残った.
そこへ先ほどのツイートが目に飛び込んできて,あ,これ行くタイミング今だ,と思い参加に至ったわけだ.
他にも,研究室の中国人の先輩が深圳に行って,LEDだけ売ってるビルとかあるよ〜,と教えてもらったり,AliExpressで深圳の安い製品ポチポチしてたり,ハードウェアスタートアップの方がこれ深圳の工場で作ったよーって教えてくれたりとか,とにかくなにかと周りで深圳深圳と聞いていたので,深圳行きを決意するのは時間の問題だったのだとと思う.
これから書くこと
この4日間めっちゃ楽しかったので,追体験の意味でだらだら?と見たこと,聞いたこと,感じたことを書いていこうかなと.
動画好きなんで動画多めで.
深圳のことを手取り早く知りたいって人にはオススメできないレポ.
深圳ツアーに興味ある人向け,かなぁ.
あと,深圳が面白かったのは言わずもがななんですが,参加してるメンバーの方々がホントに面白い人ばかりだったので,参加していたメンバーの話をちょいちょい入れれたらいいなと.
ツアー日程(時間はおおよそ)
- 8/14(0日目)
- 14:00 MakerBar
- 16:30 華強北路(ファーチャンペイ)
- 18:30-22:00 羅湖商業城 丹桂軒
- 9:00 シェラトンホテル 出発
- 10:00 Seed Studio
- 11:45 昼食 工員達が普段行くお店へ
- 14:20 プリント基板製造工場 景豊電子
- 16:00 NXRobo
- 19:00 夕食 川奈 江浙菜
- 8:30 出発
- 10:00 Shenzen Open Innovation Lab
- 11:50 MakerSpace
- 12:30 昼食
- 15:15 Makeblock
- 16:50 JENESiS
- 19:20 夕食
- 10:50 HAX
- 14:00 Cpark
- 14:40 SEG Makerspace
- 15:30 昼食
- 16:00 華強北にて自由行動
- 18:30 夕食 牛魔王
- 22:00 DJ娯楽無限
香港
今回,香港入国からの深圳という流れをとった.
なので1日だけ香港でふらふらできた,といっても夜到着なんで飯食って夜景撮っただが.
夜景撮ろうと香港文化中心大劇院という建物の裏に来ると,たまたま?ぱりぴな空間に出会えた.
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最終日に行ったCLUB娯楽無限(最終日の記事で紹介)とは一体なんだったんだろうかと思うほど,すげーいい空間だった.夜景もめちゃ綺麗.おすすめ.
あ,CLUB娯楽無限のカオス具合も一見の価値あり.深圳にお越しの際は是非.
0日目
MakerBar
スムーズに深圳に入れたので,予定より1日早く高須さんと合流することに.
合流場所は今日OPENイベントをしているMakerBarということころ.
オープニング
どうも教育に特化した製品をたくさん作ってるっぽい.
高須さん曰く,今この分野の教育系が熱いらしい.
何が効果あるかはまだわからないけど,とりあえず作る.
良さそうだと思われたら,学校相手だから数千規模でプロダクト売れる可能性あり.
その後のサポートでも関係が続く可能性高い.
こういったプロダクトは地元で作るってところもメリット大きい.
わざわざ遠いところから頼むより近くの企業の製品を使う.
華強北路(ファーチャンペイ)
めちゃめちゃでかい電気街があることで有名な華強北路に来た.
まずは世界中のスマホが集まって,修理・分解されてるところに行った.
残念ながら撮影はNG.
大量のスマホが平積みされてて,外側の部分とかが通路に投げ捨てられてる.
次にパチモンが集まるところへ.
Goproみたいなのが700円くらいで売ってる.
没入型HMD5000円くらい.
ホバーボードがこれだけ安いからか,日常的に活用してるシーンを何度かみた.
この深圳のなんでも使ってもOKな雰囲気は羨ましい.
あと,没入HMDにジャイロ入ってなかったのには吹いた.全然使い道ない.
歩いていたらドローン飛ばしまくってた.頭上ギリギリを狙って飛ばしてきたり,もうほんとやりたい放題(笑).ただ,警察が来るとドローンを飛ばさなくなるっていう.一応禁止っぽい.
次に,発明品がたくさん並んでるところへ.ここはおしゃれな空間であった.
赤ちゃん用のマットレス
赤ちゃん用IoT製品が揃ったら,ロボットが赤ちゃん育てる時代来るじゃん!って高須さん.
愛情みたいな部分を感覚的に再現できたらわりとあり得る話だなーと思った.
ホバーボードが置いてあったので初チャレンジ.
これこんな難しいんだ.
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あとは,VR体験コーナーとかエンジン搭載のドローンが置いてあったり.全体として技術的に新しいとかではないけど,おしゃれでしっかりとした製品が多い印象であった.
地下鉄
おいしい北京ダックを食べるために地下鉄で移動.
地下鉄で驚いたのが,入るたびに毎回手荷物をチェックしていたこと.
よく空港とかでみるアレ
羅湖商業城
変わった服がたくさん売ってるということで晩ご飯前に来た.
香港との国境?付近
すげー雑な「香港」への案内
けっこうでかい建物.小さなお店が立ち並んでる.
ちょっと衝撃的だったのが,みんなビルの中でタバコ吸って,その灰を床に捨ててたこと.それが普通なんだろうけど,なかなかのインパクトだった.ひたすら掃除してるスタッフっぽい人がいたから,きっとその人がすぐに綺麗にしてるんだろう,
ビル内でドローン飛ばしてた(笑).
youtu.be
丹桂軒
そして人気店の丹桂軒にきた.人が多い多い.これは期待が高まる.
店内は満席!
そして北京ダック降臨.正直一番好きだわこの料理.
どんどん出てくる.全部うまい.野菜多い.
パパイヤ and ホットミルク
料理はこの辺で!
あとはただただお話が面白すぎた!
- アプリ決済
中国ではWeChatっていう日本のLINEにあたるアプリが流行ってて,そのアプリを介してお金のやりとりができるようになってる,
そこら辺の人たちがスマホを介してお金をやりとりしてる.
早速使ってみたかったが,銀行の登録がいるとか,キャッシュ機能がついたクレジットカードがいるとかで結局使えず,
LINE PAYとか一応あるけど使ってる人見たことないなー.
新しいことに対する慣れがほんと早いなこの国.
【高論卓説】中国でスマホ決済が急速に進んでいる 「アリペイ」に続いて「LINE Pay」も… 訪日客の対応はどうする?(1/3ページ) - 産経ニュース
中国スマホ決済、200兆円市場 日本でも商機 :日本経済新聞
- 社会的信用度の数値化
クレジット決済の利用状況などを用いて人の社会的信用度を数値化しているらしい.
例えば,ちゃんと借りた傘を返したり,たくさんの人と一緒にごはんを食べたりすると,社会的信用度の数値が高くなるらしい.
この数値が高いと,ホテルとかでのデポジットがいらなくなったりと,良いサービスを受けることができるらしい.
すげーおもしろい.
なにか悪いことしてしまいそうな時に,いや,ここはちゃんとしないと社会的信用度の数値が下がってしまい結果として不利益が生じてしまう,やめておこうってなるのか.
サイコパスの世界みたいだ(笑).
中国の社会信用スコア「芝麻信用」で高得点を狙うネットユーザー - ZDNet Japan
- シンガポールの首相が2030年までに自家用車をなくすと宣言したとか
シンガポールなら本当にできそう.シンガポールの交通事情って渋滞しまくってるイメージ.マレーシア行く時に長かった記憶がある.ロボットで交通を管理とかしていかないとうまくまわっていかないだろうし,なるべくしてなっていきそう.
シンガポールの鉄道網、2030年に360kmに…交通マスタープラン発表 | レスポンス(Response.jp)
記事には,公共交通利用率を75%にするって書いてる.
他にも変なガジェットを見せてもらって面白かった.
ひっくり返すことで,Micro USBとLightning Cableの二つを使えるケーブルw
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ちびあいほんw 4G通信できるらしい.もうこれ一個あるだけで飲み会盛り上がりそうw
youtu.be
他にも自分の知らない話がたくさんあり,とても刺激的なツアー前夜祭となった.
また,ご飯のたびにいろいろな方々とゆっくりお話しできる機会を設けられてめちゃ楽しい!
みんな様々な経歴を持ってて,話を聞いてるだけで楽しかった!
1日目に続く.